ヘム鉄サプリメントとフェルムカプセルの違い
閲覧ありがとうございます。
私は日中の異常な眠気と、何をするにも億劫になる倦怠感、わけもわからないイライラに悩んでいました。
自分の意志が弱いだけだ!と思っていたのですが、本当にどうしてもしんどくて、遊びに行くのすらも辛いほどでした。
そうしたら、鉄分が不足しているのでは?とアドバイスをいただき、私の母が病院で処方してもらっていたフェルムカプセルを3日ほど服用してみると、驚くほど効果があり、とても元気になり授業中も寝なくなりイライラも収まりました。そのあと服用をやめて3日ぐらい経っても、効果は持続しました。
鉄分の効果ってすごい!と思い、母のフェルムカプセルもなくなりそうになったので、ドラッグストアでヘム鉄のサプリメントを買い、そちらに切り替えました。
その日から急に、以前と同じような倦怠感、だるさ、イライラに襲われるようになり…
やっぱり病院で処方される鉄剤と、市販のサプリメントってそんなに違うのでしょうか。
教えてください。
○フェルムカプセルはドラッグストアには売っていますか?
○フェルムカプセルと同様の効果がある市販の薬はありますか?
○フェルムカプセルを処方してもらうには、何医に行ってなんと伝えればよいのでしょうか?
長文を読んでいただき、ありがとうございました。
回答お待ちしております。
病院で処方される鉄剤と、
ドラッグストアなどで市販されている鉄サプリメントの
一番の差は、入っている鉄の量です。
鉄剤は貧血を治療するもので、
サプリメントは健康を維持するためのものです。
フェルムカプセルは一粒で100mg鉄が入っています。
DHCのヘム鉄サプリには、葉酸、銅、ビタミンB12など、
鉄の吸収を良くするビタミンやミネラルも入っていますが、
鉄自体の量は6mgです。
ですから鉄サプリメントの内容量を調べて、
同じくらいの鉄を摂れば効果があるはずです。
また、鉄は摂取してもなかなか吸収されないミネラルです。
鉄をそのまま摂ったとすると、
胃酸で酸化されて吸収が阻害されてしまうため、
鉄剤の鉄はクエン酸や硫酸、ピロリン酸などで酸化させ、
吸収しやすく加工してあります。
薬局で売られている貧血薬のファイチはピロリン酸第二鉄で、
一日分の鉄量として約80mg摂れるようになっています。
フェルムカプセルの場合はフマル酸第一鉄という形です。
フマル酸第一鉄の鉄剤で市販されているものや、
後発のジェネリック薬品も無く、病院での処方だけですから、
継続してフェルムカプセルでの治療を希望するのでしたら、
病院できちんと診察を受け、貧血の血液検査をして、
処方をしてもらってください。
お母さんに処方された薬を貰って飲むというのは、
本当はいけないことです。
また、病院によって扱う鉄剤が違うことがあるので、
出来ればお母さんと一緒に同じ病院に行って、
担当医師にお母さんから事情を説明してもらい、
治療の相談するといいと思います。
おだいじに。
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