2012年3月21日水曜日

ヘム鉄サプリメントとフェルムカプセルの違い 閲覧ありがとうございます。

ヘム鉄サプリメントとフェルムカプセルの違い



閲覧ありがとうございます。

私は日中の異常な眠気と、何をするにも億劫になる倦怠感、わけもわからないイライラに悩んでいました。

自分の意志が弱いだけだ!と思っていたのですが、本当にどうしてもしんどくて、遊びに行くのすらも辛いほどでした。

そうしたら、鉄分が不足しているのでは?とアドバイスをいただき、私の母が病院で処方してもらっていたフェルムカプセルを3日ほど服用してみると、驚くほど効果があり、とても元気になり授業中も寝なくなりイライラも収まりました。そのあと服用をやめて3日ぐらい経っても、効果は持続しました。

鉄分の効果ってすごい!と思い、母のフェルムカプセルもなくなりそうになったので、ドラッグストアでヘム鉄のサプリメントを買い、そちらに切り替えました。

その日から急に、以前と同じような倦怠感、だるさ、イライラに襲われるようになり…



やっぱり病院で処方される鉄剤と、市販のサプリメントってそんなに違うのでしょうか。



教えてください。

○フェルムカプセルはドラッグストアには売っていますか?

○フェルムカプセルと同様の効果がある市販の薬はありますか?

○フェルムカプセルを処方してもらうには、何医に行ってなんと伝えればよいのでしょうか?



長文を読んでいただき、ありがとうございました。

回答お待ちしております。







病院で処方される鉄剤と、

ドラッグストアなどで市販されている鉄サプリメントの

一番の差は、入っている鉄の量です。



鉄剤は貧血を治療するもので、

サプリメントは健康を維持するためのものです。

フェルムカプセルは一粒で100mg鉄が入っています。

DHCのヘム鉄サプリには、葉酸、銅、ビタミンB12など、

鉄の吸収を良くするビタミンやミネラルも入っていますが、

鉄自体の量は6mgです。

ですから鉄サプリメントの内容量を調べて、

同じくらいの鉄を摂れば効果があるはずです。



また、鉄は摂取してもなかなか吸収されないミネラルです。

鉄をそのまま摂ったとすると、

胃酸で酸化されて吸収が阻害されてしまうため、

鉄剤の鉄はクエン酸や硫酸、ピロリン酸などで酸化させ、

吸収しやすく加工してあります。

薬局で売られている貧血薬のファイチはピロリン酸第二鉄で、

一日分の鉄量として約80mg摂れるようになっています。



フェルムカプセルの場合はフマル酸第一鉄という形です。

フマル酸第一鉄の鉄剤で市販されているものや、

後発のジェネリック薬品も無く、病院での処方だけですから、

継続してフェルムカプセルでの治療を希望するのでしたら、

病院できちんと診察を受け、貧血の血液検査をして、

処方をしてもらってください。



お母さんに処方された薬を貰って飲むというのは、

本当はいけないことです。

また、病院によって扱う鉄剤が違うことがあるので、

出来ればお母さんと一緒に同じ病院に行って、

担当医師にお母さんから事情を説明してもらい、

治療の相談するといいと思います。



おだいじに。

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